適当な散歩録

愛知県三河の散歩。たまに遠州南信に遠征。その備忘録。放置系ブログです。

山陰・山陽

早春の広島旅-25 さようならお好み焼き そして広島

早春の広島旅3日目。ようやく最終回。 ◆早春の広島旅-24 安芸の宮島をぶらり-ロ 山編 の続き。

宮島から広島駅に到着し、まずは適当に撮影。そしていつものように、帰りの列車まで、駅前をぶらり&お土産購入。 

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広島駅ホーム

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駅名標

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広島駅ホーム
(たぶん)キハ40形 JR東海からは、姿を消してしまった。次に広島方面に来たときにも、残っていてほしいけど、どうだろう。頑張ってくれ。

とりあえず駅を出て、駅前をぶらり。 ↓

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広島電鉄・広島駅
広島の路面電車は賑わっていますね。気軽に乗れて、都市部の乗り物としては、便利ですね。

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広島駅

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広島駅

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お好み焼き屋街
広島駅ビルASSE(アッセ)にあるお好み焼き街。場所柄、ビジネス客&観光客がメインの店でしょう。実際に、食べている人の多くが、そんな感じの装い。一軒だけ、異様に混雑&行列のお店があったが、もちろんパス。

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お好み焼き
“いっちゃん”というお店の、チーズ入りお好み焼き。 今回の旅では、計3枚のお好み焼きを食べたが、何も聞かれることなく、お皿に載せられて出てきた。しかもヘラではなくお箸。この辺りは、客層を考えると、正しいのかも。お好み焼きに慣れていないと、ヘラで食べるのは、結構難しい。 チーズが入っているためか、ソースの味がまろやかになり、なかなかおいしかった。

ちなみに ↓ は、2日目の晩に食べたもの。ホテルのすぐ傍にあった、お好み焼き屋さん。最寄りの駅は、広電・中電前近く。 全く話がそれるが、中電というと、どうしても中部電力をイメージしてしまう。こちらは、中国電力なんですね。しかも、ホテルの傍には、世界の山ちゃんが…。

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お好み焼き
“くろべえ”というお店のお好み焼き。2枚目ということで、“うどん”を選択。 この辺りは完全に好みの問題なんだろうけど、自分としては“焼きそば”の方が好みだと思った。 ちなみにこのお店は、住宅街の中にあるお店だからなのか、ヘラが出てきた。しかも、小皿もなし。焼きそばより、うどんの方が、ぽろぽろとこぼれやすく、結構苦労しながら食べる。 味は3枚食べた中では、一番薄味のような印象。うどんだから、そう感じたのかも。 ただどのお好み焼き屋さんも、食べぬくいことを別にすれば、美味しかった。

早春の広島旅は終わり。 今回も城巡りから始まり、平和記念公園、安芸の宮島と、かなりメジャーなコースだったと思う。 尾道で猫には会えなかったが、代わりに大久野島でたくさんのうさぎに会えて満足。 楽しい旅でした。

 ◆早春の広島旅-1 旅のはじまりは福山から

 ◆早春の広島旅-2 備後 福山城-イ 伏見櫓 筋鉄御門を眺めながら本丸へ

 ◆早春の広島旅-3 備後 福山城-ロ 天守から城下を眺める

 ◆早春の広島旅-4 備後 福山城-ハ 二の丸をぶらり

 ◆早春の広島旅-5 雨の尾道をぶらり

 ◆早春の広島旅-6 備後 三原城-イ 巨大天守台をぶらり

 ◆早春の広島旅-7 備後 三原城-ロ 市街地に埋もれる遺構を探してぶらり

 ◆早春の広島旅-8 三原から忠海へ

 ◆早春の広島旅-9 大久野島-イ 地図から消された島をゆく

 ◆早春の広島旅-10 大久野島-ロ 地図から消された島をゆく

 ◆早春の広島旅-11 大久野島-ハ うさぎアイランドで癒される

 ◆早春の広島旅-12 忠海港 港前うどん

 ◆早春の広島旅-13 原爆ドーム ヒロシマの願いを知る

 ◆早春の広島旅-14 広島平和記念公園 人々の悲しみや怒りを知る

 ◆早春の広島旅-15 安芸広島城-イ 三の丸 内堀沿いをぶらり

 ◆早春の広島旅-16 安芸広島城-ロ 馬出の二の丸をぶらり

 ◆早春の広島旅-17 安芸広島城-ハ 本丸をぶらり

 ◆早春の広島旅-18 安芸広島城-ニ 天守から城下を眺める

 ◆早春の広島旅-19 縮景園 浅野家の庭園を眺める
 
 ◆早春の広島旅-20 広電に乗って宮島へ 

 ◆早春の広島旅-21 安芸の宮島をぶらり-イ 海編 

 ◆早春の広島旅-22 安芸の宮島 嚴島神社 

 ◆早春の広島旅-23 安芸の宮島 千畳閣と五重塔 

 ◆早春の広島旅-24 安芸の宮島をぶらり-ロ 山編 

 ◆早春の広島旅-25 さようなら広島

撮影16年3月
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早春の広島旅-24 安芸の宮島をぶらり-ロ 山編

早春の広島旅3日目。 ◆早春の広島旅-21 安芸の宮島をぶらり-イ 海編 の続き。

海沿いをぶらりと散策後は、山の方へ。というほど、登ったわけではないが。 タイトルを海編・山編と、名鉄三河線のような名称(愛知県人&鉄の方にしか伝わらないような例えですが)で分けてしまったが、正確には海沿いの丘編といったところです。

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多宝塔 
高さ15.6m。国重要文化財。 僧周歓が大永3年(1523)に建立したといわれている。神仏分離令により、現在は嚴島神社帰属。 厳島合戦時は、陶軍が陣を敷いた場所で、勝山城跡地。

少し山を登っていくと、見晴らしの良い場所があらわれ、そこから望遠側で撮影。 城にも言えることだが、単純に美しい眺めといったら、少し離れた場所から見るのが、一番美しいと思う。 うーん。五重塔にはない美しさ。

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現地説明板
こうして地図を見てみると、改めて山編とは程遠い低地。それでも、眺めはよかったですけどね。嚴島神社や、お土産屋街辺りと比べると、ずっと人も少なくなり、気持ちの良い散策を楽しめた。

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多宝塔と五重塔
桜(かどうか不明だが)の季節になると、さぞ美しいであろう半面、両方の塔は見えないかも?

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石垣沿いをぶらり
いつ頃積まれた石なのかはわからないが、荒々しい積み方が、何とも古風な雰囲気を出していて、眺めの良い散歩道。 至る場所に、このような景観があるのが、歴史ある島を感じる。自然の島とは対照的な美。

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多喜山水精寺大聖院(たきざんすいしょうじだいしょういん) 
真言宗御室派大本山 大同元年(806)に弘法大師が唐からの帰途、弥山で求聞持(ぐもんじ)の百日修法を修め開創されたと伝えられる。
旅も3日目。かなり歩きまくり、疲れもピークに。奥の石段を見て、パスしてしまった。

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粟島神社(あわしまじんじゃ)
祭神 少彦名命(すくなひこなのみこと)

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街並み
ここも観光地ではあるが、海沿いと比べると、島民の街並みも見えてくる。少し細めの道に、緩やかな坂。ブラタモリではないが、やはり坂は画になる。

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林家住宅(上卿屋敷) 
林家は嚴島神社の神職をつとめ、朝廷の差遣される奉幣使の代参をつとめて上卿とよばれていた。現在の建物は、元禄時代のもの。国の重要文化財。(現地説明板より抜粋)
中には入れず。公開してる日もあるのかな?

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五重塔 
詳しくは ◆早春の広島旅-23 安芸の宮島 千畳閣と五重塔 

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塔の岡 
五重塔があるのでこの丘を塔の岡という。毛利元就が陶晴賢を襲撃した厳島合戦の古戦場。(詳しくは↓)

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現地説明板

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嚴島神社
軽く山(丘)側を散策して戻ると、神社前はすっかり潮が引いており、鳥居に向かって歩いていました。
とはいえ、ここから眺める場合は、満ちている方が、圧倒的に美しい。

再び商店街の方へ ↓

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商店街

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揚紅葉
広島名物、もみじまんじゅうを揚げたもの。
実にうまい。結局、この後でまた追加して食べてしまった。 味は想像どおりなのだが、愛知県人なら、天ぷらあんまきの味に近い。しかも、小さい分サクサク感もある。他に思い出せなかったので、他地域の方は想像してくださいナ。

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ちくわ
正確な名称は忘れた。これも焼き立てホカホカの練り物はうまい。こんな感じで、食べ歩きをしていたら、そこそこ満腹になってしまい、焼き牡蠣は、食べずに終わってしまった。意外と行列ができていて、並びたくなかったというのもあるが。 人混みを避けて、眺めの良いところに行っていただく。

少し時間があったので、近くの小山に登る ↓

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にゃんこ
「ついて来い」と言っているが、「ちょっと無理です」と断る。

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小山からの眺め
いい眺めだ。 この辺りでは、火気厳禁なので絶対に許されないが、珈琲沸かして飲みながら、眺めたい。いや、抹茶で。

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平清盛像
タイミングの問題かもしれないが、清盛像を見ている人は、あまりいなかったな。大河放映時はどうだったのだろう。今頃、上田辺りの真田信繁(幸村)像の前は、常にスマホに囲まれていると思うが。

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桟橋
さようなら宮島。

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JR宮島口駅
行きは広電。帰りはJR。広電より少し港から離れているが、宮島口という名称通り、徒歩数分と便利。

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駅名標

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駅ホーム
227系 レッドウイング 宮島観光を終え、広島駅へ。 
宮島をじっくり観光するのであれば、丸1日は必要。本当の山側も、いろいろと見所がありそう。ロープウェイもあるので、時間があれば、行きたかったな。それでも、楽しい散策でした。
撮影16年3月
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早春の広島旅-23 安芸の宮島 千畳閣と五重塔

早春の広島旅3日目。 ◆安芸の宮島 嚴島神社 の続き。

嚴島神社に隣接する位置にある豊国神社。
豊国神社(千畳閣)  豊臣秀吉公が戦没将士を慰霊するため、天正15年(1587)、安国寺恵瓊に命じ建立した大経堂。その広さから俗に千畳閣と呼ばれる。 明治の神仏分離令により、秀吉公を祀る豊国神社となる。


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豊国神社
これ以上下がれないため、24mm相当では、これが限界。
写真ではわかりづらいが、屋根には金箔瓦。この辺りは秀吉らしい。創建時はさぞ煌びやかであったのでは、と思う。

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閣内
千畳閣と呼ばれるが、実際には畳857枚分らしい。秀吉の急死によって工事が中止していることから未完成。
実際に非常に広く、平清盛とは時代の異なる、権力者の姿を感じることができる。

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方位盤
見上げる形で撮影するのだが、これが結構大変。バリアングルが欲しいと思った瞬間であった。

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廊下

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嚴島神社を眺める

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五重塔
応永14年(1407)建立。この塔の心柱は、下まで達しておらず二層目で止まっている。高さは27.6m。
千畳閣のすぐ隣に建つ。朱塗りで鮮やかな塔。屋根の反りも美しい。しかし、創建時からこの色だったのだろうか? 

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フェリーからの眺め
島内で最も大きな建造物らしい。とはいえ、千畳閣の目の前からの写真だと、大きさがわかりにくい。 ↑ を見ると、巨大さがよくわかると思う。
宮島散策は、山編に続く。
撮影16年3月
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早春の広島旅-22 安芸の宮島 嚴島神社

早春の広島旅3日目。 ◆早春の広島旅-21 宮島をぶらり-イ 海編 の続き。

嚴島神社 主祭神は市杵島姫(いちきしまひめ)・湍津姫(たぎつひめ)・田心姫(たごりひめ)の三女神。御社殿の創建は推古元年(593)、仁安3年(1168)に平清盛公が、現在の規模に造営。 宮島は昔から神の島として崇められていたので、御社殿を海水のさしひきする所に建てたといわれている。

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嚴島神社入口
東廻廊から進む。ここから海に浮かぶ(ように見える)嚴島神社へ。

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廻廊から本殿前を眺める
潮は干き始め。
平清盛によって、大規模に造営したということだが、この時代の技術の高さには驚き。

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鏡の池
清水が湧き出ており潮が引くと、手鏡のように見えることから呼ばれる。秋の月とともに詠まれた歌が、多く伝わっている。(現地説明板)

この時点で潮が引いていないので、よくわからない。が、よーく見ると、なんとなく丸い凹みが。潮が引くと、丸い池があらわれる。 やはり、満ちているときと、引いているときの両方訪れるべきなのかも。

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卒塔婆石
鬼界島(硫(?)黄島)に流された平康頼が、母恋しさに千本の卒塔婆に、二首の和歌を書いて海に流した。そのうちの一本が、池の中の石に流れ着いたといわれる。(現地説明板)

ここも、まだ満ちているため、わからないが、引いてくると、並べられた石があらわれてくる。

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大鳥居
高さは16m、重量60t。主柱は樹齢5-600年のクスノキの自然木で作られている。海底に埋められているのではなく、鳥居の重みだけで立つ。

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平舞台・拝殿
嚴島神社は、島全体が御神体となっている。背後にある弥山は神が降臨する場所。

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廻廊の外側を眺める
ありきたりの構図でパチリ。そして堂々と掲載。

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能舞台
HPを見ると、福島正則が常設の能舞台を寄進しているらしい。現在のものは、浅野氏によるもの。
勇気を出せば、渡れるぐらいの潮の状態。しかし、間違いなく滑るのが落ち。

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反橋
天皇がご派遣になる勅使が、御参拝の際にお渡りになったと伝えられることから、別名、勅使橋とも言われる。弘治3年(1557)、毛利元就・隆元父子によって、再建されたものである。(現地説明板)

この橋を渡るの、相当大変なのでは? と思ってしまう。しかも、あの時代ならあの格好で?
東廻廊から拝殿、そのまま西廻廊を通り、西松原の方へ抜ける。ちょうど海を渡るかのように造られている。改めて、よくあの時代に、これほどの規模&驚くような姿で造営したものだと思う。

撮影16年3月
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早春の広島旅-21 安芸の宮島をぶらり-イ 海編

早春の広島旅3日目。 ◆早春の広島旅-20 広電に乗って宮島へ の続き。

北近畿に行ったときには、日本三景をすっ飛ばしたが、今回は宮島へ。 安芸の宮島。子供の頃は、秋の宮島だと思っていた自分です。それでは、春の宮島へ。


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フェリー乗り場
知らないと混乱しそうな、乗り場。左に行くと、宮島松大汽船。右に行くと、JR西日本宮島フェリー。もちろん、どちらに乗っても、宮島港につく。

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桟橋

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いざ宮島へ

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フェリーから宮島を眺める
松大汽船とJR西日本フェリーの違いは、JR船の方が、大鳥居に近い方を通るということ。ただし、広電(路面電車)に乗り、宮島内でロープウェイに乗る場合は、松大汽船の方を選んだ方(フリー券)が、お値打ち。

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宮島港へ到着
宮島港でICOCAをタッチして上陸。やはりICカードは便利だ。

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上陸 

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歓迎してくれた? 鹿ちゃん
フェリーを降りると、すぐに鹿が歓迎? してくれる。ただし、奈良のように、鹿せんべいは売っていなかった。

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土産物街 
旅に出かけた時は、おそらく閑散期だと思う。 ↑ は、それほど混んでいないが、全体には思ったよりも混雑していて、食べ物屋などは、結構満席&行列ができていた。繁忙期は、どんな感じなんだろうね。もっとも、↑ みたいなところを通る時、あまりにも閑散としていると、通りにくいが…。ほどほどは難しい。

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大杓子
撮影スポットの一つとなっていて、みんなスマホでパチリ。 ↑ はあまりにも巨大で、正面から撮ると、入りきらないので、ここからパチリ。

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厳島神社へ 

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大鳥居

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厳島神社 
詳しくは ◆早春の広島旅-22 安芸の宮島 嚴島神社

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厳島神社 
少しずつ潮が引き、砂浜へ。

ここから、西松原へ ↓

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清盛神社 
平清盛の偉業をたたえ、その霊を慰めるために昭和29年に建てられたもの。
宮島をぶらりとしていて、あまり感じなかった清盛色。何年か前に大河も放送されたのに、ポスターも見なかったような。

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何を想う
やはり“鹿せんべい”を売ってほしかったな。

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トイレ
トイレの前には、簡単な柵が。鹿が入らないためのもの。

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現地説明板 
厳島合戦跡。こちらは、毛利系の遺構跡地。ひっそりと、看板が置かれている。
厳島神社付近は、かなり賑わっているのに対し、この辺りに来ると、人が少ない。人混み嫌いであれば、弁当でも買って、この辺りの景色の良いところで、食べるのも悪くないと思う。
宮島ぶらりは、後半に続く。
撮影16年3月
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