適当な散歩録

愛知県三河の散歩。たまに遠州南信に遠征。その備忘録。放置系ブログです。

四国

秋の四国旅-30 さようなら四国

秋の四国旅。 丸亀市で讃岐うどんを味わい、アーケード街を通って、丸亀駅へ。

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丸亀駅南口前
夕方ということもあり、学生の姿が目立つ駅前。

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JR丸亀駅

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JR丸亀駅南口
駅内には観光案内所があるが、店舗があったかどうかは、忘れてしまった。

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改札

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ホーム

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JR特急しおかぜ 8000系
被写体ブレしてしまった。10月はとはいえ、秋は日が暮れるのが早い。Pモードで撮っていると、こうなってしまう。 いよいよ四国ともお別れ。

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車窓
瀬戸内の島々を眺める。穏やかな海。

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岡山駅ホーム

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115系

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500系
東海エリアでは見ることのない車両を眺めながら、のぞみを待つ。岡山に来たという感じ。

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ホーム
秋の四国旅は終わり。 いつも思うことだが、やはりもう少しじっくりとその街を巡りたいと思うが、時間も限られていることもあり、どうしても駆け抜けてしまう。 今回も相変わらずの史跡巡りに偏った旅。 それでも久しぶりの四国旅、楽しい旅でした。

 秋の四国旅-1 いざ高松へ

 秋の四国旅-2 JR高松駅のうどん

 秋の四国旅-3 讃岐高松城 三の丸・北の丸をぶらり

 秋の四国旅-4 讃岐高松城 二の丸・本丸をぶらり

 秋の四国旅-5 ことでん琴平線で栗林公園駅へ

 秋の四国旅-6 栗林公園 濃緑の回遊大名庭園を眺める

 秋の四国旅-7 栗林駅から徳島駅へ

 秋の四国旅-8 JR徳島駅のそば

 秋の四国旅-9 阿波徳島城 黒門から表御殿庭園をぶらり

 秋の四国旅-10 阿波徳島城 二の丸・本丸をぶらり

 秋の四国旅-11 さようなら徳島 こんにちは高知

 秋の四国旅-12 雨の桂浜ぜよ

 秋の四国旅-13 坂本龍馬記念館 シェイクハンドぜよ

 秋の四国旅-14 生きた標本 牧野植物園をぶらり

 秋の四国旅-15 土佐高知城 追手門から三ノ丸へ

 秋の四国旅-16 土佐高知城 二ノ丸から本丸へ

 秋の四国旅-17 土佐高知城 本丸御殿をぶらり

 秋の四国旅-18 土佐高知城 天守から本丸を眺める

 秋の四国旅-19 旧山内家下屋敷長屋へ

 秋の四国旅-20 山内神社 静かな杜を行く

 秋の四国旅-21 龍馬の生まれたまち記念館

 秋の四国旅-22 ひろめ市場 かつおのたたき

 秋の四国旅-23 はりまや橋 新旧の橋を眺める

 秋の四国旅-24 路面電車でぶらり

 秋の四国旅-25 さようなら高知 そして再び香川へ

 秋の四国旅-26 讃岐丸亀城 三の丸から高石垣を眺める

 秋の四国旅-27 讃岐丸亀城 日本一小さい天守を眺める

 秋の四国旅-28 讃岐丸亀城 搦手から内堀沿いをぶらり

 秋の四国旅-29 旅の終わりに讃岐うどん

 秋の四国旅-30 さようなら四国

撮影15年10月
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秋の四国旅-29 旅の終わりに讃岐うどん

秋の四国旅もいよいよ終わり。 石垣を十分眺め、丸亀駅へ向かう。 その途中にあるうどん屋。

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通町商店街
丸亀城の大手門から直線ではないが、市役所のすぐそばにあるアーケード街。写真では小さくて見にくいが、その入口左手にある、うどん屋さん。“手打ちうどん つづみ”。

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鶏天ぶっかけ
値段は忘れたが、食べログなんかを見ると、550円位。 セルフサービスではなく、注文すれば、普通に運ばれてくる。店には、おでんも。
今は、この市の名称がついた、チェーン店が、愛知にも進出しているので、この手のうどんも珍しいわけではないが、昔は鶏の天ぷらがのったうどんは、あまりなかったような。知らないだけかもしれなけど。 
どんなものが、本来の讃岐うどんなのかはわからないが、旅人としては讃岐を十分満喫。 おいしくいただきました。

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うどん汁
ぶっかけの汁は、この大きな瓶に。 運ぶのも楽ではない?
今回の旅は、うどんに始まりうどんで終わり。 グルメではないので、食べることを目的に、旅に出かけることはないのだが、“うどん・そば”(もちろん、きしめんも)好きなので、もっといろいろと食べたかったな。
撮影15年10月
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秋の四国旅-28 讃岐丸亀城 搦手から内堀沿いをぶらり

讃岐丸亀城シリーズ、その三。 日本一小さな現存天守を眺め、城下を眺め、そして讃岐富士を眺め。 あとは下るのみ。 城の構造というか、整備されている状況によって、下るルートも様々だが、今回は搦手口から下ることに。

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搦手口
讃岐丸亀城は古写真を含め、資料が少ないらしい。パンフに載せられている地図、正保城絵図、木図などを見ても、搦手側の情報が乏しい。

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案内板
搦手口→搦手→内堀沿いをぶらり

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石垣と讃岐富士
大手門側と比べ、搦手側は観光客の姿も、少ないこともあり、ひっそりとしている。日も暮れ始めているので、余計に感じる。

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石垣
この辺りにも、何らかの建物があったのだろうが、よくわからない。石垣もやや崩れ気味の個所もあり。

しばらく下り、振り返ると↓

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石垣
さすがは石の城。搦手側も見事な石垣を見ることができる。こちら側からも、攻めるのはきつい。

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石垣

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搦手
正保城絵図には山の下部分や搦手に関して、何も描かれていない。土橋とあるのみ。木図を見ると、橋の手前に、小さな門が建つ。橋の手前にある石垣が、その土台? 

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土橋から内堀(東側)を眺める


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土橋から内堀(西)を眺める

搦手から内堀沿い(東方向)を歩く↓

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内堀
石の塊のような城だが、内堀内は石垣ではなく土塁。24mm相当で撮影しているので、やや誇張もあるが、水堀もなかなかの広さ。

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内堀
山の下部分の東端。白鳥の家? にはお約束の亀。外来種が多いのだろうけど。

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内堀

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内堀
山の下部分の北端。この辺りは土塁もほとんど無い。もともとなかったのか、それとも公園化して削られてしまったのだろうか?

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内堀と大手門
大手門側は完全に近世城郭の景色。搦手側とは全く異なる。

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内堀
ここからだと、木に覆われ、高石垣はほとんど見えず。所謂平山城に建つ、小さな天守という感じ。この白壁の向こう側に、御殿があった。

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内堀
この辺りまで来ると、立派な石垣が見えてくる。立派な水掘に石垣。やはり天守は小さい。本当は五層の天守を上げたかったのでしょうね。 それにしても三層にしても小型。 幕府に遠慮というか、目をつけられないようにしたか、この時代(万治)になると、天守もほとんど象徴化? 財政難? 

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内堀
山の下部分の西端。やはり少し離れないと、段飾りのような石垣は見えない。 

時間があれば、もう少しじっくりと石垣を眺めながら、歩きたいところだが、疲れました。 それでも、立派な石垣を十分堪能。満足です。また、いつか会いたいものですな。
撮影15年10月
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秋の四国旅-27 讃岐丸亀城 日本一小さい天守を眺める

讃岐丸亀城。 山が丸ごと段飾りのように石垣で覆われた城。 坂を登ると、見事な石垣が、次々と現れる。 その石垣を眺めながら、三の丸を廻ったところで、いよいよ二の丸、本丸へと進む。

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三の丸から二の丸へ
丸亀城は、明治10年に、建物の大半が解体されている。しかも、残念なことに、古写真もほとんど見つかっていないらしい。 その代わりというわけではないが、京極氏が寛文年間に、幕府に修築を願い出た時と思われる、木図が残っている。(丸亀市立資料館所蔵) しかも、丸亀城のものしか、現存していないらしい。 それを見ると、二の丸の入口には、櫓門や隅櫓で囲われている。
今は石垣のみだが、それでも十分、厳重な守りであることを、感じさせる入口。 実際には、ここまで攻め込まれたら、終わりだが、ここからでも落とすのには、相当の犠牲が伴うのは、間違いない。 抜け穴とかあるとしたら、十分時間稼ぎもできる? ちなみに見忘れたが、三の丸井戸には、抜け穴伝説があるらしい。

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二の丸
今回も肝心なものを見忘れてしまった。 (たぶん)写真右側にある、小屋のようなところが、“二の丸井戸”だと思う。 丸亀城の井戸の中で、最高所にある。深さが36間(約65m)。日本で一番深い井戸。 パンフによれば、今でも水があるらしい。

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本丸へ

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隅櫓台(東南)
二の丸・本丸には多くの隅櫓があったようだが、現地案内板やパンフを見ても、櫓名の記載はない。 やはり、資料は不足気味らしい。 もっとも、他の城でも便宜上、方角+櫓となるのは、珍しくない。 その場合だと、巽櫓?

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隅櫓台(南西)

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隅櫓台(北西)

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本丸と天守
正保城絵図、木図を見ても、本丸内に建物は無い。 今は、櫓や壁に囲まれていないため、かなり開放感がある。あまり木のない山の頂上にいる感じ。

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天守
高さ15mの三層三階木造天守。 現存12天守の一つで、四国内で最も古い万治3年(1660)に完成したもの。12天守の中では、日本一小さい。ただし、小さいといっても、高さで比べると、備中松山城の方が低い。

石垣の城だが、本丸側から見ると、天守台の石垣飾り程度。しかも、山全体が石垣に覆われたような城だけに、天守の小ささが、より際立つので、見る人によっては、貧相に見えるのかも。

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天守内
現存だけに木も歴史を感じる。しかし、柱への落書きはみっともない。文化財だけに、削ることもできないだろうし。

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天守から眺める
写真左側の辺りが、玄関先御門・番所・長屋。内堀の向こう側のビル群の辺りは、かつて侍屋敷が並んでいた。

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天守から眺める

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讃岐富士
正確には飯野山。標高421.9m。 この辺りは平野なので、本丸に限らず、この景色を眺めることができる。讃岐七富士と呼ばれているようだが、この辺りには、似たような形の山が、あちこちに見える。新日本百名山の一つらしい。 
この形なので、富士山のように噴火でできたのかと思ったら、丸亀市のHPを見ると、海水が全くの偶然に作り出したもので、全くの別物らしい。 まあ、なんにせよ、良い景色で、昔も丸亀城から、多くの人がこの景色を眺めていたのだなぁ、と思いながら眺める。 十分眺めたところで、搦手側から下ることに。
撮影15年10月
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秋の四国旅-26 讃岐丸亀城 三の丸から高石垣を眺める

JR丸亀駅から丸亀城に向かって歩くことおよそ20分。見事な石垣を誇る丸亀城に到着。
讃岐丸亀城 丸亀平野に位置する海抜66mの亀山に築かれた平山城。 室町時代に砦が築かれたことに始まるようだが、年表としては、天正15年(1587)の豊臣秀吉平定後、讃岐に生駒親正が入封し、高松城を築いたことから始まる。 親正は慶長2年(1597)に隠居し、丸亀城の築城を開始する。
とはいえ、現天守が完成したのは、万治3年(1660)のこと。その後も修築を続け、現在の石垣の姿となったらしい。

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大手門
正面にある門が二の門。その奥に枡形。右側に一の門。

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案内板
大手門をくぐり、まずは右方向へ。 玄関先御門・番所・長屋へ。 その後、元に戻り、三の丸を目指し、螺旋状に廻る。

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内堀・西方向を眺める

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大手二の門
枡形内から眺める。

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大手一の門・渡櫓門

大手門をくぐり、まず右方向へ進むと↓

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玄関先御門へ

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玄関先御門
御殿の表門。この奥に御殿が広がっていたが、明治2年に火災で焼失。表門と番所・長屋は残る。

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番所・長屋

来た道を戻り、今度は大手門から左方向へ↓

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観光案内所
城山への登り坂が始まる。その手前に観光案内所。その傍には↓

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顔出し看板
比較的新しいご当地キャラによる顔出し看板。

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ご当地キャラ看板
京極くんなど安易な名前なのは、お約束。丸亀はうちわと骨付鶏が名産。骨付鶏は、食べたかったなぁ。

看板を見てから、いよいよ坂を登る。↓

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三の丸石垣
坂はきつい。石垣眺めるふりをして一休み。 でも、本当に見事な石垣。簡単に素通りしてはもったいないです。

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石垣を眺める
さて上り坂でしょうか? それとも下り坂でしょうか? 
どちらにしても、かなりの傾斜。 雨が降れば、かなりきつい。 往時も大雨となれば、かなりの水が流れただろうから、泥だらけになるは滑るはで、かなり大変だったのでは。

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櫓台?へ
現地案内板にも、案内パンフにも、櫓台の名称が載っていない。 古絵図の文字は、小さくて読めなかった。 櫓台の上に説明があったかもしれないが、見落としている。もともと櫓はなかった?
場所は↑の案内地図の四葉のクローバーのところ。

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三の丸から街を眺める

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月見櫓跡
讃岐富士が見えるスポット。

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二の丸石垣
正保城絵図を見ると、二の丸・本丸の隅には櫓。そして壁が巡っているので、また今とはずいぶん違った景色だったはず。 ここも他の城同様、櫓などの復元を目指しているようだが、なかなか資料が集まらないらしい。また、市のHPを見ると、古写真もあまりないらしい。どうやらお金以前の問題のようだ。

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延寿閣別館
麻布にあった旧藩主京極家の江戸屋敷の一部を移築したもの。内部は藩政時代の大名の生活がしのばれるように、昔のまま保存されている。(↑現地説明板より)

なんか古い民家のような入口に見えるが、江戸屋敷の一部らしい。ただ何となく、放置気味に見えなくもないが、どうなんだろう。

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(たぶん)本丸石垣

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本丸石垣と天守
↑は虎口。 虎口を守る天守の石落部分は修理中。

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高石垣を眺める

平山城は山城のような山である場合と、本当に平山? と思えるような城がある。ここはもちろん、登るのだが、石垣に囲まれているためか、山城という雰囲気は感じない。やはり、近世城郭の平山城だなぁと感じる。(意見には個人差があります(^.^))
ぐるっと三の丸を廻ったところで、いよいよ二の丸・本丸へ。 
撮影15年10月
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