大乗山宝池院 摩訶耶寺
摩訶耶寺(まかやじ) 神亀3年(726)、行基によって新達寺として開創。やがて摩訶耶寺と呼ばれるようになる。元々は違う場所にあったものを、平安時代末期に今の場所に移る。

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摩訶耶寺へ
お寺の前には、10台分ぐらいの駐車場。

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摩訶耶寺高麗門
徳川家康が浜名湖畔に舟入できる水城として、天正11年(1583)に築城された野地城が、延宝8年(1680)に廃城になった時、山門として移築されたと伝わる。(現地説明版より抜粋)

門をくぐると、見えてくるのが ↓

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滝?
木の樋から水が落ちている。

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摩訶耶寺 本堂
本堂の左側にある宝物館。ここに、不動明王像、千手観音像が安置されている。
庭園は、本堂に向かって左側(←)にある。

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庭園へ

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現地説明版
摩訶耶寺庭園 昭和43年からの調査により世に出た静岡県最古の庭園。詳しい文献は残っておらず、調査の結果、平安時代の影響を残す、鎌倉前期のものと思われる。(現地説明版より抜粋)
静岡県の歴史散歩(山川出版社)を見ると、東名高速の建設時、庭好きな技師の指摘をうけて、調査が始まり、その時は、泥に埋もれた状態だったらしい。

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摩訶耶寺庭園
座視鑑賞式池泉庭園。芝生の前に柵があり、これ以上中には入れず。広角レンズを使っても左右が切れる、なかなか広々とした庭園。 田舎にあるため、背後にビルなどもなく、良い眺め。

庭の背後には ↓

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何の建物?
ここにあるベンチに座り、しばらく庭を眺める。

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庭園
ごつごつとした大きな石が印象的。そしてこの季節は緑が元気というか、池泉は全く見えない状態。鯉とかいるのかな? ちょっと酸欠になりそう。

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睡蓮に埋め尽くされた池泉
埋め尽くされている割には、花は少なめ。ただ鮮やかな睡蓮ではなく、地味な花なのが、この古式庭園には実に合う。非常に開放感のある庭で、すぐ近くにある大福地の庭園とは、まったく雰囲気が違う庭園であった。

 この近くにある庭園
  ◆静岡 浜松 大福寺 遠州の庭園を眺める



場所
撮影16年7月