三河松平城 別名、郷敷(ごうしき)城。 応永の頃(1394-1427)、松平氏の始祖親氏(ちかうじ)が築いたといわれる。城は松平氏館跡の南東500m、お城山と呼ばれている、標高298mの山頂に位置する。文禄の頃(1592-1595)に破却といわれているが、明らかではない。(現地説明板より抜粋)
松平親氏とは、徳川家康の祖先。 この辺り一帯を、松平氏発祥の地として、ちょっとした公園として整備されている。
場所:豊田市松平町
松平郷入口
↑ の道は国道301号線。 現地駐車場入り口から撮影。 ↑ の看板通り進んでいくと、松平東照宮がある。松平城に行く場合は、国道沿いにある、この駐車場が便利。 詳しくは ↓
地図看板
厠&道標
駐車場には、割と立派な厠がある。その向こう側にある細い道を登ること数分で、入口にたどり着く。 ↓
松平城 入口 ①
山城の入口ではあるが、この入口の反対側に、町工場がある。そこにはデンソーと書かれた箱が置かれていたことからも、自動車部品を扱っていると思われる。ある意味、三河地方らしい風景で、田舎ではあるが、かといって山奥感は感じない場所。
現地案内板
松平城 縄張り図。 かなり汚れている。見にくいので、誰かが拭いたのかな?
右か左か? ②
まずは主郭を目指す。
曲輪2 ③
割と細長い曲輪。
その奥にある、坂を登ると ↓
主郭 ④
主郭 ④
主郭内には、これといって目立つものはないが、幾つか石がある。 巨石というほどではないが、その上に松平城址碑がある。自然石なのか、ある程度加工をしているものなのか? どうなんだろう。
主郭から俯瞰したところに、空堀もあるようだが、木が生い茂り、よくわからなかった。
来た道を戻る ↓
曲輪3・4への道
曲輪3 ⑤
ここも曲輪2同様、かなり細長い曲輪。さほど収容力はないように見える。
縄張り図には道が載っていないが、そのまま4の曲輪に向かうことができる。
神社 ⑥
曲輪3と曲輪4の間にある神社。この背後にある道標が ↓
道標 ⑥
まずは井戸跡へ
井戸跡へ
この辺りで、わんこ(麓の民家にいる犬)に歓迎される?
ここから、矢印方向に進む。ここからは、登り坂&軽く藪コギ。距離は大したことがないが、歩きやすい靴は必須。
井戸跡 ⑦
井戸跡
ほとんど埋まっている。 当時は主郭から、ここに直接行ける道があったのだろうか? 道がないとしたら、結構不便なところにある。
来た道を戻り、今度は櫓台を目指す。 ↓
櫓台へ
この矢印のすぐ向こう側にある、広い区画が ↓
曲輪4 ⑧
ここの曲輪は比較的広い。
さらに進んでいくと。 ↓
櫓台 ⑨
崩壊寸前の櫓、ではない。祠跡?
櫓台の看板の近くにも石があるが、それが櫓台なのか? 縄張り図を見てもわかるように、監視のための櫓が置かれるのに、ちょうどよさそうな場所である。
山城といっても比高は50mもないので、それほど大変な城ではない。 それに、説明板もあるので、見学しやすい山城。ただし、目立った遺構はない。だが、松平氏発祥の地にある詰城というだけでも、城好きであれば、行って損はないと思う。
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松平親氏とは、徳川家康の祖先。 この辺り一帯を、松平氏発祥の地として、ちょっとした公園として整備されている。
場所:豊田市松平町
松平郷入口
↑ の道は国道301号線。 現地駐車場入り口から撮影。 ↑ の看板通り進んでいくと、松平東照宮がある。松平城に行く場合は、国道沿いにある、この駐車場が便利。 詳しくは ↓
地図看板
厠&道標
駐車場には、割と立派な厠がある。その向こう側にある細い道を登ること数分で、入口にたどり着く。 ↓
松平城 入口 ①
山城の入口ではあるが、この入口の反対側に、町工場がある。そこにはデンソーと書かれた箱が置かれていたことからも、自動車部品を扱っていると思われる。ある意味、三河地方らしい風景で、田舎ではあるが、かといって山奥感は感じない場所。
現地案内板
松平城 縄張り図。 かなり汚れている。見にくいので、誰かが拭いたのかな?
右か左か? ②
まずは主郭を目指す。
曲輪2 ③
割と細長い曲輪。
その奥にある、坂を登ると ↓
主郭 ④
主郭 ④
主郭内には、これといって目立つものはないが、幾つか石がある。 巨石というほどではないが、その上に松平城址碑がある。自然石なのか、ある程度加工をしているものなのか? どうなんだろう。
主郭から俯瞰したところに、空堀もあるようだが、木が生い茂り、よくわからなかった。
来た道を戻る ↓
曲輪3・4への道
曲輪3 ⑤
ここも曲輪2同様、かなり細長い曲輪。さほど収容力はないように見える。
縄張り図には道が載っていないが、そのまま4の曲輪に向かうことができる。
神社 ⑥
曲輪3と曲輪4の間にある神社。この背後にある道標が ↓
道標 ⑥
まずは井戸跡へ
井戸跡へ
この辺りで、わんこ(麓の民家にいる犬)に歓迎される?
ここから、矢印方向に進む。ここからは、登り坂&軽く藪コギ。距離は大したことがないが、歩きやすい靴は必須。
井戸跡 ⑦
井戸跡
ほとんど埋まっている。 当時は主郭から、ここに直接行ける道があったのだろうか? 道がないとしたら、結構不便なところにある。
来た道を戻り、今度は櫓台を目指す。 ↓
櫓台へ
この矢印のすぐ向こう側にある、広い区画が ↓
曲輪4 ⑧
ここの曲輪は比較的広い。
さらに進んでいくと。 ↓
櫓台 ⑨
崩壊寸前の櫓、ではない。祠跡?
櫓台の看板の近くにも石があるが、それが櫓台なのか? 縄張り図を見てもわかるように、監視のための櫓が置かれるのに、ちょうどよさそうな場所である。
山城といっても比高は50mもないので、それほど大変な城ではない。 それに、説明板もあるので、見学しやすい山城。ただし、目立った遺構はない。だが、松平氏発祥の地にある詰城というだけでも、城好きであれば、行って損はないと思う。
撮影16年2月
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